こんにちは!
時は戻らない。本当です。今この瞬間というのは2度と経験できません。さあ、今目を閉じてその事を考えてみてください。
この2度と返ってこない瞬間に何を思いますか。何かをしていなければいけないとかここにいないべきである。どうしてここにいるのか。そんな事を思ったならばちょっと時間を取ってみてください。
さて、今、この瞬間に本当は何をしているべきですか。それがもし分かったとしたら修正は可能です。だって何をしているべきか分かっているのですからね。
でも何をしているかどこにいるべきか分からないのだけれどここではないし、これをしているべきではないと思ったりしたらそれはちょっとした軌道修正が必要かもしれません。
そして考えてみてください。タイムマシーンがあったとしたらどの過去に戻りますか。もちろんそれは修正を試みるためですよね。
過去のどの地点を修正するのでしょうか。もしそれが分かったとしたら修正は可能です。だってその時点に戻ってやり直せばいいのです。
でもやり直せない。そんな事は修正不可能としたらどうするのでしょうか。
もしそんな状況が自分に起こったとしたら私ならきっと落ち込んでしまいます。というか催眠療法に出会う前はそんな人生でした。
そして今この時に決断を下すといつもそれがまた間違った未来をもたらすのだ、と思ったものでした。
本当に辛い経験だったと言わねばなりません。
そして今はこの時にここでこのブログを書いている事以外にやるべき事もいるべき場所もないと思っています。
今日ここにいてこのブログを書いている事は宿命といえると思います。宿命と言っても変えられない運命とかそういった意味ではありません。
自分が過去に培ったものを経てこの瞬間、この場所に至る。それが私のなすべき事だったのです。そしてそれは後悔のない未来につながっています。
そしてそれがいつかは分かりませんが一生を終える時に良い人生だったと思う事はもう分かっているのです。
私の時の終わりはそこなのでそこに行き着くまでの時間に回り道があったり障害があったりそんな事はあまり重要ではありません。
自分の行く場所。終着駅がどこだか分かっていればそこに行くまでの道は冒険であり経験なのです。それ以外のなにものでもありませんね。
経験は宝であり学びでありそして冒険はエンジョイするものです。
私がここのどうやって到達したか。もちろんはじめからそんなだったとは到底言いません。催眠療法に出会うまではまったく違う世界に住んでいました。
それが面白いのですよね。私の人生が世間の標準から言って好転したとはそう思わない人たちはたくさんいると思います。
まず結婚をなくしたしそして催眠療法に出会う前の方が物質的にももっと恵まれていたと言わねばなりません。
この辺の事は去年7月に出版した、成功の法則ー幸せになるには(文芸社)にもたっぷり書きましたので是非読んでみてくださいね。ネットの本屋さんで買えます。
さてもちろん私には私のストーリーがあるのですが患者さんの人生の変換にも立ち会っている私。たくさんの方々が思い思いの方向に人生を変えます。
ただ一つの負の解消のためにいらっしゃる方もいますが続けて来ていただきそして職場の評判や自分の結婚や恋愛。人生の方向転換をはかる人たちもいらっしゃいます。
それを目撃することはまた私にとっても喜びでありそしてその変換にはいつも驚かされ感銘を受けるのです。
さてどうやって人生の方向転換をするか。いろいろな例はあっても一番大切なのは今の自分を受け入れる事です。なんだそんな事、と思うかもしれませんがそれは簡単ではありません。
今の自分を受け入れるという事は過去の自分を受け入れていないと不可能だからです。過去の負の瞬間やエネルギー。それが私たちの足を引っ張っている事はいつも同じなのです。
過去の負が今の自分の負を作っているからです。それは心理学でも証明されていますし人間の性です。過去から学びそして性格形成をしていく。それはもうあなたの命が宿った時から始まっているのです。
患者さんの多くが意識では全く覚えていない過去の負に戻ってその事を告白する以上、それは事実だと言わねがなりませんし、私自身もその経験を持っています。
さてこの瞬間までの自分を完全に受け入れたらどうなると思いますか。後悔はなくなります。過去が今日この瞬間に自分をこの場所に置いたのですから。
過去のどの瞬間を変えてもこの瞬間にここにはたどり着けません。そして今の自分や自分の立ち位置を受け入れて愛していればそれは耐えられないことなのです。
この瞬間にこんな感じでここにいる事にたどり着けないことが耐えられないことなのに過去を変えたいわけがないのです。
そして今この瞬間のそんな今の自分の幸運を喜び慈しむ気持ちが自分の未来を作ることも知っています。
さて、あなたはどうですか。この瞬間を楽しみ、宝とすることができたらおめでとうございます、と申し上げます。そうでなければ是非ご相談くださいね。
素晴らしい1日を!!
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